2007年06月18日

学校の「英語教師」を信じるべきか

 「学校」で「英語」が身に付いたか。

 もし「学校」で身に付くなら、NOVA如く「身に付くよく付く」スクールが何故跋扈する。

 私は現在「学校」で教鞭を執っている。
 基本的に「学校」の先生方は真面目です。
 ただ、「熱心」かというと、そうでもないだろう。

 私の亡き親などは、不良息子を嘆いて「学校の先生」が何もしてくれないと嘆いた。
 勿論、特定の担任に対してですが。
 それに、決して教師に面と向かい僅かの苦言を呈することもなかった。

 「子どもは人質にとられている」とも言っていた。
 先生の尊厳は侵すべからずということが、根底にあった。

 私の母親は、「教育ママ」でしたよ。
 それが嵩じて、私が曲がった面はあります。

 その私が、間違って「教員」になった時。
 あの時、両親の欣喜雀躍ぶりは、今も忘れない。

 「本当に苦労しただけに、あなたは可愛いけれど、生徒のためには命を捨てなさい」

 20を数年超えた私に、母はそうキッパリ伝えました。

 職場では、様々な出会いがありましたが。
 今にして分かることがある。

 私は、「熱心」であることが「教える」ことのすべてであると思っています。
 しかし、「熱心」さは、意外にも「後天的」なものである気がしている。

 若い頃から「熱心」な人もいるが、経験を経て「熱心」になる人もいる。
 それを決めるのは「信念」以外にはない。

 真面目な教師ほど授業を成り立たせることに苦労します。
 不真面目な教師には二通りある。
 一つは、授業が成り立たずとも、苦にせず遣り過ごせるタイプ。
 いま一つは、高圧的に対して「形だけ」授業を成り立たせるタイプ。

 特に後者は、威風堂々とすら見える。
 自分の意思を曲げない。
 甲殻類に似て、内面の脆弱を顕さず、勝手な「正論」を通して省みることがない。

 一番「楽」な「教師」だと云える。

 「変人」というだけでなく、間違いなく「教育」にとって迷惑な存在だと確信します。
 かく言う私こそ、そんなタイプでしたから。
 今では、贖罪の日々なのです。

 そのタイプの英語教師は成長しない。
 何を極めようとすることなく、「楽な」方法のみ追求して他を小馬鹿にして恥じない。
 劣等感が裏返された分だけ、異常なまでの頑固偏狭さで「教育」にあたる。
 自分の「弱さ」にだけ敏感で、人には病的に強い。

 お分かりかと思いますが、公教育には現在もその種のイビツな「教師」は存在します。

 私の場合、生徒たちにより、そんな「迷妄」に気付かされた面が強くあります。

 現在、マスコミ始め世間の論調に「教師叩き」とともに「自分勝手な親たち」がある。

 どちらも「真実」ではあると思います。
 ただ、どちらをまず糾すべきかといえば、私は「教師」が反省すべきだと思う。

 「サラリーマン」だと思うなら、辞めた方がいい。
 「自分」や「家族」が大切なら、尊敬は得られない。

 特にあなたが、先述した「有無を言わさない」タイプの「教師」に不利益を齎されたなら。
 遠慮なく、「管理職」に相談する。
 少なくとも、公平に考えを聞いてくれる筈です。

 私も含めて、教師には常に「改善が必要だ」という自省が必要だと思う。

 例えば、狭く「英語」に限れば、英語の「実力」について。
 英語教師は英語を「使う」立場で、教授すべきです。
 英語を「使わない」から、本物の英語は教えられない、というのはよくある言い訳です。
 それがまかり通るうちは「英語教師」の英語力は信頼出来ないし、尊敬などされない。

 それは、生徒たちが一番良く知っている。
 淘汰されねばならない「教師」の自覚がない。

 「生徒」も「保護者」も、きちんと「教師」に対応する。
 要求すべきは要求する。

 「教師」からすると、「協力」する姿勢で接して頂けると有難い。
 一緒に、生徒を「英語教育」を学校を良くしていきましょうよ、ということです。

 教師生活、或る意味で「昔」は楽でした。
 でも昨今の現実を鑑みるに、まだまだ「教師」は頑張る必要がある。

 そして、「保護者」も含めた皆さんのご協力を望みたいのです。
 叱咤激励、ご鞭撻の程、宜しくお願いします。

 「英語」の実力については、特に厳しく要求して貰えればと思います。

 「教師」は全て、発展途上ですからね。
 「管理職」も含めて、です。
 
posted by 英語風流人 at 13:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 英語の現実 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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